末広を使う場合は気をつけなければいけないマナーがあります

黒留袖を着る際のマナーとして身につける末広

続いて、末広の正しい持ち方です。ポイントは以下の4つになります。

末広とは、結婚式のような祝い事の場で、黒留袖の帯に挿してある扇子のことを指します。めでたい場で使われることから「祝儀扇」という呼び名もあります。黒留袖を着る際のマナーとして身につける末広。一見すると、一般的な扇子のようですが、どうして祝い事の場で使用されるのでしょうか?その理由は「末広」という名の由来にあります。名称の由来は、「末広がり」という縁起のよい言葉からきています。末広がりとは、上から下(末)にかけて広がるという意味で、数字の「八」のような形のことです。末が広がる、とは古くから発展、繁栄に繋がるという意味合いで大変縁起の良いものでありました。「一富士二鷹三茄子」という言葉があるように、日本では富士山が縁起物とされていますよね。富士山の形も数字の「八」のように末にかけて広がっています。古くから縁起の良い物とされてきた「末広がり」という意味から、末広は祝い事の場でよく使用されているのです。末広の柄は、基本的に地紙に金色、銀色を使っていますが、男性用と女性用で柄が変わるため、違いを理解しておきましょう。女性用であれば、骨部分は漆塗りで地紙が金色、銀色です。男性用は、骨部分は竹骨で地紙は白色のシンプルな柄です。

末広を使う場合は気をつけなければいけないマナーがあります。マナー違反で恥ずかしい思いをしないよう、末広の正しい使用法をみていきましょう。

差し込む場所は、着物と帯揚げの間ではなく、帯と帯揚げの間です。もともと末広は、女性が護身用の懐剣の代わりとして使われていた歴史もあり、帯と帯揚げの間に挿すのが正しいとされています。着物と帯揚げの「間を割る」のは、マナー違反にあたるので、注意しておきたいですね。

結婚式に親族(母親)として列席する場合は、黒留袖を着ることが基本ですよね。黒留袖は最も格式の高い着物であり、マナーも複雑です。そんな黒留袖には、「末広」という小物が必要なのはご存知でしょうか?末広は扇子のようなものですが、扇子とは用途も異なり、使用時には決まりが存在します。大事な子供や家族の晴れ舞台なので、使用方法と注意点を理解してビシっと決めたいですよね。そこで本記事では、末広の基本的な使い方や身につけ方、マナーなどを解説します。あわせて黒留袖のマナーについてもおさらいしておきましょう。また、子供の入学式や卒業式出席時に正装する場合も、末広は使えるのか?という疑問も説明します。これから結婚式に黒留袖を着られる方、子供の入学式や卒業式に正装で出席する方はぜひ参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

CAPTCHA